
「ドライカット」とは従来のカットと同じように、ヘアデザインをする為の単なるカッティングの方法、技法と考えられがちですが、実際には”髪は乾いて仕上る”という考え方をもとに、最初から最後まで髪を自然な状態に乾かして切るカッティングスタイルです。
このカッティング方法は従来の濡らして均一的に切るカットよりも髪のクセやボリューム感、微妙なタッチなどを正確にかつ感情的に切る事が出来ます。
いわば単なる技法ではなく、美しく手入れのしやすいカットスタイルの製法の一つと言えるでしょう。
しかし、一つ一つのピースを彫刻的に切っていくため、よりハイレベルな技術力、精神力が必要とされ、当然多くの練習や鍛練が必要となることは言うまでもありません。
髪を乾かして、自然におちる位置を計算し、その髪が一ヶ月後、二ヶ月後、どのように伸びてゆくか考えてカットする事で時間が経ってもスタイルが崩れず長持ちするのです。
一般的に髪を軽く見せようとすると、むやみに“そぎ”が入っている事が多いので、髪がバサバサ見えるようです。
私たちの提案する「ドライカット」では、髪を細かく“切る”事で軽さの中にもツヤがあり、髪がきれいに見えます。
ヘアーはライフスタイルの中でこそ素敵に活きてきます。
ヘアデザインをイメージする時、そのお客様のボディーバランスから考えていくことをプライオリティとして、カットに入る前のカンサテーションを最も大切にしています。
振り向いた時の髪の表情まで考えてカットできるのは「ドライカット」だからなのです。
ドライカットは髪が乾いて自然におさまる所で、一束一束ていねいにカットしてゆきます。
当然、生え方にクセのある方やふくらみやすい方などもそのクセやボリュームなどを考えて切る訳ですから、お客様が、ご家庭でお手入れをする時、カットがスタイルを決めてくれるのでブローが苦手な方でもスタイリングが簡単です。
私たちの提案するドライカットは、従来の濡らして切るカットのように、パネルで切ってゆくのではなく、もっと細かいピース(毛束)で少しずつ切っていくので、髪が細かい一束一束のピースで動き、他では出来ないようなすてきなムーブメントが表現できるのです。
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